『サドンアタック:ゼロポイント』(SAZ)やCS2、VALORANT、Apex Legendsのような競技系FPSは、気づけば1日数時間座りっぱなしになりがちです。チェアはモニターやマウスと違って撃ち合いの勝率に直結する機材ではありませんが、長時間プレイの「疲れにくさ」に効く環境投資で、プレイ時間が長い人ほどリターンが大きくなります。本記事では、ゲーミングチェアの元祖といわれる定番ブランド「DXRACER(デラックスレーサー)」を、プロシーンでの採用実績と選び方の両面から解説します。
DXRACERのゲーミングチェアはあり?|プロ採用実績と失敗しない選び方
DXRACERはどんなブランド?|プロシーンの採用実績で見る
DXRACERは自動車用レーシングシートの設計・製造メーカーを前身とし、2006年に世界初のゲーミングチェア「フォーミュラシリーズ」を発売した、このジャンルの元祖といわれるブランドです(公式ブランドストーリーより)。
「プロリーグでの使用」という看板には、日本国内の公式発表だけでもこれだけの裏付けがあります。
| 年 | 国内での採用・提携実績(公式発表) |
|---|---|
| 2016 | プロチームDetonatioN Gamingとのコラボモデルを発売 |
| 2017〜2018 | LJL(League of Legends国内プロリーグ)に選手用チェアを機材スポンサード |
| 2018 | PUBG JAPAN SERIES開幕戦に約90台を機材提供。プロチームSCARZとスポンサー契約 |
| 2018〜2022 | 格闘ゲーム公式大会ARCREVO(Japan/ONLINE/Japan & Korea)に複数回協賛・機材提供 |
| 2019 | Rush Gamingとスポンサー契約 |
| 2020 | 忍ism Gamingコラボモデル発売。TEAM αD ESPORTSとスポンサー契約 |
| 2023 | eスポーツ施設ASH WINDERアリーナ高田馬場店に150台導入 |
海外でも、WCG(2008年)の公式チェア指定やVALORANT Champions Tour China(2024年)の公式チェアパートナーなどの実績があります。
FPSの前傾姿勢で効くチェア選びのポイント
マウスでエイムするFPSプレイヤーは、背もたれに預けず前傾気味に座る時間が長いのが特徴です。そのため、リクライニングの角度よりも次の3点が効きます。
- 座面の高さ: かかとが床に着き、膝がほぼ直角になる高さに合わせられること。ここが合わないと他の調整が全部無駄になります
- アームレストの調整幅: 高さだけでなく前後・左右・回転(2D/3D/4D)の調整軸を確認。肘で腕の重さを支えられると、エイム時の肩・手首の負担を減らせます
- 座面の形状・硬さ: 前傾では背もたれを使わないぶん、お尻が沈み込みにくい高反発の座面のほうが姿勢を保ちやすいです
素材は好みが分かれるポイントです。
- PUレザー: 乾拭き・水拭きできて手入れが楽。反面、通気性が低く蒸れやすく、経年でひび割れ(加水分解)が起きやすい
- ファブリック(布): 通気性が良く、高温多湿の日本の夏の長時間プレイ向き。弱点は汚れが染みやすく水拭きできないこと
- メッシュ: 通気性は3素材の中で最も高い。DXRACERではAIRシリーズがフルメッシュ構造です
シリーズの選び方|FORMULA・AIR・MASTER
日本公式オンラインストアの現行ラインは、大きく3系統です。
| シリーズ | 特徴 | こんな人向け |
|---|---|---|
| FORMULA | 定番シリーズ。低座面設計で平均的な日本人の体型にフィットする標準サイズ(公式の位置づけ)。ファブリックのFD-01とソフトレザー(PUレザー系)のDXZ V2 | 迷ったらこれ。実売約4万〜4.3万円(※) |
| AIR | フルメッシュ構造で通気性最優先。AIR V2は推奨身長155〜180cm、上位のAIR PRO V2は170〜190cm | 蒸れが気になる人。夏場の長時間プレイ |
| MASTER | 上位モデル。4Dアームレスト・耐荷重約140kg(MASTER V2) | 体格の大きい人。仕事・在宅ワーク兼用。実売約7万円(※) |
※価格は2026年7月時点の目安(税込)です。DXZ V2は公式ストア42,800円、FD-01は正規販売店で39,800円前後、MASTER V2は公式ストア69,800円。セール・モデル改定で変動します。
リクライニングは90〜135°+ロッキング(ゆりかご)機構で、休憩や仮眠にも使えます。SAZ用途で選ぶなら、標準体型ならFORMULA、蒸れ対策優先ならAIRというのが基本の考え方です。ただし公式オンラインストアは供給が安定していません。執筆時点(2026年7月)ではAIRシリーズとFD-01が在庫切れ(掲載なし)で、公式ストアで買えるのはDXZ V2とMASTER V2が中心です。狙いのシリーズが公式ストアで買えないことは珍しくないため、在庫を見てから選ぶくらいの構えでいた方が現実的です。
Driftingシリーズ|公式ストアに無い、モール流通のライン
上記3系統とは別に、Amazon・楽天などのモールでは「Driftingシリーズ」が流通しています。日本公式オンラインストアのライン(FORMULA/AIR/MASTER)には掲載がないモデルで、前述のとおり公式ストアはAIRとFD-01が在庫切れのことがあるため、在庫が薄いときの現実的な選択肢になります。
リクライニング・3Dアームレスト・ロッキング機能といった基本装備は共通で、素材で2種類に分かれます。
ホワイト(高耐久EPUレザー)
レザー系の見た目と拭き取りやすさ。冬場でも冷たくなりにくい素材です。

DXRacer ゲーミングチェア Driftingシリーズ ホワイト(EPUレザー)
PRDXRacer(デラックスレーサー)ゲーミングチェア Driftingシリーズ 冬 白 オフィス デスクチェア 高耐久EPUレザー ゲームチェア パソコン椅子 テレワーク PCチェア リクライニング 3Dアームレスト 人間工学 ロッキング機能 ホワイト
参考価格: 約4.2万円(2026年7月時点)
ブラック(高耐久ファブリック防水布)
ファブリックで蒸れにくく、防水布なので飲みこぼしにも強い。通気性を取りつつAIRの在庫を待てない場合はこちらです。

DXRacer ゲーミングチェア Driftingシリーズ ブラック(ファブリック)
PRDXRacer(デラックスレーサー)ゲーミングチェア Driftingシリーズ 黒 ブラック オフィス デスクチェア 高耐久ファブリック防水布 ゲームチェア パソコン椅子 テレワーク PCチェア リクライニング 3Dアームレスト 人間工学 ロッキング機能
参考価格: 約4.2万円(2026年7月時点)
購入前の注意点
- サイズは「大きすぎ」に注意: 大型モデルは座面を一番下げても高く、身長によっては足が床に届きにくくなります。迷ったら低座面のFORMULA系が無難です
- 保証は部位別: 公式ストアの保証は外観・表面1年/可動・機構部2年/フレームなど構造体5年(2026年7月時点)。お客様都合の返品はできないため、サイズ選びは慎重に
- 組み立ては大物: ゲーミングチェアは20kg級の大型梱包が一般的です。搬入経路を確認し、できれば2人で組み立てるのがおすすめです
まとめ
- DXRACERはレーシングシート由来で、2006年に世界初のゲーミングチェアを発売した(公式発表)、元祖といわれるブランド。LJLやPUBG JAPAN SERIESなど国内プロシーンでの採用実績も豊富(各年時点の公式発表)
- FPSの前傾姿勢では座面の高さ・アームレスト・素材が効く。チェアは「エイム装備の次」にくる疲れにくさへの投資
- 迷ったら低座面で標準サイズのFORMULA、蒸れ対策ならフルメッシュのAIR、上位・仕事兼用ならMASTER
- ただし公式ストアは供給が安定せず、AIRとFD-01は執筆時点で在庫切れ。公式に無いDriftingシリーズがモールで買える(出品者と保証は要確認)
- お客様都合の返品は不可なので、サイズだけは慎重に。購入は保証の効く公式ストア・正規販売店で
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出典: DXRACER日本公式オンラインストア(PR)の製品ページ・ニュースリリース、DXRACERグローバル公式のブランドストーリー

