『サドンアタック:ゼロポイント』(SAZ)で決まったエースやクラッチは、残しておかないと二度と見返せません。録画さえしておけば、あとからキル集にも、立ち回りの振り返りにも使えます。本記事では、定番の無料ソフトOBS Studioを軸に、SAZ向けの録画・配信のやり方をまとめます。
録画・配信のやり方|OBS Studioの設定とキル集の作り方
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まずはOBS Studio(無料)を入れる
OBS Studioは完全無料・オープンソースの録画/配信ソフトで、配信者からプロシーンまで使われている定番です。有料版や機能制限はありません。
- 入手は公式サイトのインストーラーが確実です(2026年7月15日時点の安定版は32.1.2)
- 対応OSはWindows 10/11、macOS、Linux
録画の設定|FPS向けの要点
1. キャプチャは「ゲームキャプチャ」から試す
OBS公式は「ゲームキャプチャが最も効率的な方法で、常に最初に試すべき」と明言しています。ソースの追加で「ゲームキャプチャ」を選び、モードでSAZのウィンドウを指定します。
- 「アンチチート互換フックを使用する」は既定でONのままにしておきます
- ゲームキャプチャで真っ黒になる場合は、OBSを管理者権限で実行してみてください(公式もValorantなどを例に挙げて案内している対処法です)
- それでもダメなら「ウィンドウキャプチャ」→「画面キャプチャ」の順に試します
2. 画質は「CQP/CRF 16〜23」「キーフレーム2秒」
設定 →「出力」→ 出力モードを「詳細」にすると細かく指定できます。OBS公式ガイドの推奨値は、エンコーダが違ってもほぼ同じです。
| エンコーダ | レート制御 | 値 | プリセット |
|---|---|---|---|
| NVENC(NVIDIA) | CQP | 16〜23 | P5 |
| AMF(AMD) | CQP | 16〜23 | Quality |
| QuickSync(Intel) | ICQ | 16〜23 | TU4 |
| x264(CPU) | CRF | 16〜23 | veryfast |
キーフレーム間隔はいずれも2秒。値を下げるほど高画質・大容量です。GPUを積んでいるなら、CPUに負担をかけないNVENC/AMF/QuickSyncを選ぶのが基本です。
出力モードを「基本」のまま済ませるなら、録画品質は「高品質、ファイルサイズ中」が実用的です。「無損失品質、ファイルサイズ特大」は公式警告のとおり高解像度・高フレームレートでは1分あたり7GB以上を消費するうえ、選択中はリプレイバッファが使えません(後述のキル集向け機能が封じられます)。普通の用途では選ばないでください。
3. 録画フォーマット
「MKVが安全(クラッシュしてもファイルが壊れない)」という情報をよく見ますが、これは古い前提です。OBS 30.2以降には「Hybrid MP4」があり、クラッシュや停電で中断しても復元でき、かつMP4のまま編集ソフトで直接読めます。今から始めるならHybrid MP4が扱いやすいです。
ゲームが重くならないようにするコツ
録画で一番よくある失敗は「ゲーム側のfpsが落ちてエイムが狂う」ことです。ゲーム本体・OBSの画面合成・エンコードの3つがGPUを奪い合うのが原因です。
OBS公式が挙げる対処から、効果の大きいものを抜粋すると次のとおりです。
- OBSを管理者権限で実行する
- 他のソフト(ブラウザ・ゲームランチャーなど)がGPUを使っていないか確認する
- ゲーム側のfpsをモニターのリフレッシュレートに合わせて制限する
- ゲームのグラフィック設定を下げる(おすすめ設定)
- OBSのシーンを簡素にする(不要なソースを消す)
キル集を作るなら「リプレイバッファ」
キル集用に何時間も録画しっぱなしにするのは、容量的にも編集的にもつらい作業です。そこで使うのがリプレイバッファです。
常に直前の数十秒をメモリに保持しておき、ホットキーを押した瞬間にその数十秒だけをファイルに保存する機能です。「今のエース録っておけばよかった」を後から回収できます。
- 設定 →「出力」で「リプレイバッファを有効にする」にチェックを入れ、「最大リプレイ時間」を決める(例: 30秒)
- 設定 →「ホットキー」で「リプレイを保存」にキーを割り当てる
- あとはメイン画面で「リプレイバッファ開始」を押しておくだけ。良い場面が出たらホットキーを押す
配信したいなら|OBSが定番
YouTubeやTwitchで配信する場合もOBSで完結します(配信ソフトは他にもありますが、無料で情報が多い点でOBSが手堅い選択です)。配信を始める前に、上り(アップロード)の回線速度だけ確認してください。配信は下りではなく上りを使います。回線が不安定だとカクつくので、有線接続とIPv6(IPoE)の見直しが効きます。
「設定が難しい」ならGOM Camという選択肢
OBSは無料で強力な反面、項目が多くて最初はとっつきにくいのは事実です。「とりあえず簡単に画面を録りたい」「録った動画をそのまま軽く編集したい」なら、有料のGOM Camという選択肢があります。GOM Playerで知られるGOM & Company(韓国)の製品で、日本語UI・日本語サポートがあります。
| 項目 | 内容(2026年7月15日確認時点) |
|---|---|
| 価格 | 永久ライセンス 2,500円(セール実施中)、または GOM Easy Pass 990円/月 |
| 対応OS | Windows 10(64bit)以上 / Windows 11 |
| 無料体験 | あり(制限内容は公式サイトに明記なし) |
※価格・セール内容は変更される場合があります。最新の価格は公式サイトで確認してください。
PRGOM Camの公式サイトで詳細を見る正直なところ、まずは無料のOBSを試して、どうしても合わなければGOM Camを検討するという順番で十分です。
おまけ|旧作サドンアタックの名フラグムービー
ここからは本編と関係のない余談です。旧作『サドンアタック』時代に作られたフラグムービーを2本紹介します。どちらも2012年の作品ですが、SAZにはAK-47・M4A1といった同じ武器や第3補給倉庫・プロバンスなどおなじみのマップが受け継がれているので、まったくの別物というわけではありません。とはいえ攻略解説ではなくキル集なので、当時のプレイヤーがどんな映像を作っていたかを楽しむ枠として見てください。
「SuddenAttack "Allirog" Fragmovie Starring uNiteD」(2012年、投稿者: ぽり。)
主役のuNiteD選手は、当時最強のアサルターと誰もが認めたプレイヤーです。撃ち合いの入り方と止まり方、そこからの初弾の速さが一貫していて、いま見ても古さを感じません。
「Sudden Attack Frag Movie "Two Relapse"」(2012年、チャンネル: sofina1126)
sofina選手は当時最強のスナイパーと言われた一人で、のちに競技シーンを離れました。スナイパーは「当てる」より「当てられない位置に居続ける」ほうが難しい、というのがよく分かる映像です。
こうした映像は、上達のモチベーションを上げる手段としても侮れません。撃ち合いのコツを文章で読んでも「わかった気がする」で止まりがちですが、上手い人の立ち回りを映像で浴びると、自分がそう動いている画が具体的に浮かびます。理屈より先に「こう動きたい」が来るので、練習モードに入るまでの腰が軽くなります。伸び悩んだときほど効くので、開幕前の助走にもどうぞ。
SAZでも、こういう映像を作る人が出てくるのが楽しみですね。
まとめ
- 録画も配信も、まずは無料のOBS Studio。有料版は不要
- キャプチャはゲームキャプチャから試す。黒画面なら管理者権限で実行
- 画質はCQP/CRF 16〜23・キーフレーム2秒。フォーマットはHybrid MP4(MKV推奨は古い前提)
- ゲームが重くなるなら、fpsをモニターのHzに合わせて制限するのが公式推奨の対処
- キル集狙いならリプレイバッファが本命。ホットキー1つで直前の数十秒を保存できる
- 簡単に録画だけしたいならGOM Cam(2026年7月15日時点で2,500円〜・価格は変動あり)。ただし公式サイトにライブ配信機能の記載はない
- SAZのアンチチートとの相性は7月30日以降に検証して追記します
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出典: OBS Studio公式サイト・ナレッジベース(Advanced Recording Settings Guide / Game Capture Source / Encoding Performance Troubleshooting / Hybrid MP4 ほか)、GOM Cam公式サイト(いずれも2026年7月15日時点)
